設計の玉谷です。
住宅の寿命を考える上でとても分かり易い図をご紹介します。
下図のように建築は六つのSの層からできていると言われています。
更新の速度が遅い層は線が太く、
そこから寿命が短く更新速度が速くなるにしたがい線は細くなっていきます。
こうやって見ていくと、最も寿命が長く変化しないものはSite(敷地)です。
感銘を受けた建築を思い出してみると、
建物の素晴らしさはもちろんですが
それ以上に敷地や場所の素晴らしさに感動している場合が多々ありました。
土地に価値を見出し愛着をもつということは
住宅の寿命に大きく関係していると思う今日この頃です。