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2020.10.08 家づくりノウハウ

瓦修繕とわち刈りとアフターメンテナンス

― アフター課 鈴木 富士雄 ―

どうも。4月に営業課よりアフター課に異動しましたすーさんです。早いものでもう10月になりますが、アフターメンテナンス課ではオーナー様宅の点検やアフター工事を通じて、末永く安全で快適に暮らせるようサポートさせていただきたいと思っております。 どうぞよろしくお願いいたします。

先日、我が家の築100年以上経つ蔵の瓦が割れているのに気づき、アフター工事をいたしました。下から見上げると荒壁が崩れ空が見えました。これからの季節、雨が多くなり雪も降ってきますので、これはいかん!とお金かけずにとりあえず修繕いたしました。隣の瓦をめくると、瓦桟が腐って折れていましたので、とりあえず家にあった板をカットし、瓦の下に敷きその上にわずかにあったフエルトを止め、桟を打ち新しい赤瓦をおさめました。

最近、人里で熊やシカの目撃情報があり、農作物の被害も聞いております。私の住む地域でも鳥獣害被害から田畑を守るため、住民で定期的に“わち刈り”(山すそをきれいに刈り取る)を行い、電気網のメンテナンス等を行います。先日行いましたわち刈り時に、電気網(防獣ネット)に立派な雄シカが絡まっており、息はあるものの死んだように電気網に絡まりぐったりしておりました。角が絡まったのを解くため、体力を使い切ったのでしょう。この角に刺され亡くなられる方もいらっしゃいますので非常に危険です。他のわち刈り班の中に猟友会の方がいましたので、猟銃で止め刺しをしてもらいました。定期的な“わち刈り”と電気網のアフターメンテナンスのおかげで、農作物の被害を食い止める事が出来ました。“住宅では”我々アフターメンテナンス課の役割は大きいと思います。 最後にシカとイノシシの足跡は似ていますのでご注意下さい。シカの足よりイノシシは足の開きが大きく、後ろに爪跡が付きます。 参考までに。それではまた。