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2020.11.23 家づくりノウハウ

火入れ式

こんにちは、アフター課の清水です。

今日は薪ストーブの火入れ式です。まだ使っていない薪ストーブに初めて火を入れます。
まず、底に灰を敷き詰めます。灰は保温効果があるのでストーブを温める効果があります。
次に、薪を入れます。下には広葉樹の太い薪を、上には針葉樹の細い薪を積みます。


広葉樹は火が付きにくいですけど火持ちが良く、針葉樹は火が付きやすいのですが一気に燃え上がって火持ちが悪いです。広葉樹というとナラやケヤキ、針葉樹といえばスギやヒノキが身近ですね。これからの季節よく見かけるクリスマスツリーも針葉樹のモミです。簡単にまとめると、広葉樹は硬くて重くて中身が詰まっています。針葉樹は柔らかくて軽くて中身がスカスカです。

では、いよいよ火を入れます。上に積んだ燃えやすい針葉樹の焚き付けに火を付けます。
炉内の空気の通りを良くするために、上のほうに着火するのがポイントです。
勢いよく燃えています、ストーブの温度が250度程になるまでどんどん燃やします。
空気もたくさん取り込み、炎の動きも早くて暴れているようです。メラメラー!と燃えています。

ある程度温度も上がり、薪も落ち火になってきたら2投目の薪を入れます。
今度はストーブも温まっているので火持ちの良い広葉樹の薪を入れます。
空気量も調節して炎の動きも緩やかに、ゆらゆら~と燃えます。

揺れる炎は眺めているだけで気持ちが落ち着き、輻射熱の肌身にしみいる温かさも気持ちよく、
家の中にいながら非日常のような時間でした。
手間は掛かりますけど厳しい冬の楽しみが一つ増えました。
では、薪を集めに行ってきまーす。