[家づくりノウハウ]
意外と難しい、南向きの土地
2024.12.03
こんにちは、設計課の堀です。
明けましておめでとうございます。
先週から3年ぶりの大雪とコロナウイルスで家に居る時間が長くなっている今日この頃ですね。
そんな時だからこそこれからの家づくりで大事なことについてです。
家は機能性、断熱性、耐震性、デザイン性をいろんなこと考えなければいけません。
その他に大事なのは「落ち着く空間」であることです。
仕事に家事にと忙しい毎日を送っていると、ひとりになる時間はなかなかとれないもので、
心も体も常に“オン”の状態でいると、知らず知らずのうちに疲労が蓄積してしまいますよね。
いつも何かに追われている感じがする、よく眠れなくて体調がすぐれない、というように。
そんな時に心と体を“オフ”にして、ひとりになる時間をもつための「おこもり感」のある居場所づくりをご紹介します。
あなたが「落ち着く」のはどんな空間でしょうか?
心理学的には、安心してすごせる狭い空間が、プライベート空間として落ち着けることが分かっています。
街の喧騒から逃れ、こぢんまりとしたカフェや喫茶店に入ると、ホッとするのは「おこもり感」を感じられるからです。
四方をほどよく囲まれた「おこもり感」のある空間は、まるで“まゆ”の中にいるかのような安心感が得られます。
ここにいれば大丈夫、守られていると感じられれば、高ぶった感情や過敏になった神経も落ち着いてくるはずです。
あなたにとっての安全基地をもつことが、心穏やかにすごすためには欠かせません。
例えば、フリースペースを設けて自分の好きな漫画や本をゆっくり楽しめる場所を作ってみたり↓
リビングの横にあえて窓を少なくした和室を作ってみたり↓
寝室の一部にカウンターを設けてパソコンコーナーにしてみたり↓
雪をかき集めて大きな洞穴を作ってみたり↓
これ以外にも「おこもり感」を色んな工夫で造ることが出来ます!
ステイホームと言われているご時世だからこそ、数字だけの良し悪しだけでなく
本当に心が休まる住まいを考えていきます!