[家づくりノウハウ]
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2024.11.21
こんにちは!設計の小寺です!
10月も半ばになり、やっと涼しくなってきましたね!
暑い日がながーく続いたので油断していましたが、
朝晩は冷える日が多いです。
みなさまも、季節の変わり目に体調を崩さない様にお気を付け下さい…!
さて、今回のブログではキッチンの色選びについてお話させていただきます!
住宅設備のメーカーさんに打合せに訪れると、
かっこいいキッチンや快適そうなお風呂がたくさん…!
どんなものにしようかとついついテンションが上がってしまいますが、
中でもキッチンの色選びは冷静に進める必要があります!
リビング・ダイニング・キッチンを、
それぞれ分けるのではなく、1つの部屋として住宅を建てる事がほとんど…
アイランドキッチンやフラット対面キッチンといった、
キッチンとダイニングの間に隔てる壁がないことも多い…
そんな間取りの中では、キッチンがLDKの主役になります!
一歩間違えると、雰囲気作りの為に選んだアクセントクロスや、
床材,カウンターなどと合わず、浮いてしまうこともあります。
キッチンの色って大事なんだな…と、頭の片隅に置いておいてくださいね。
ではどんな色を選ぶとどういう雰囲気になるのか、
簡単にはなりますが、今回は3パターンの色味でご紹介いたします。
まず木目調のカラーです。
ショールームに訪れるとぱっと目に入ってくる方が多い色です。
今回の例は、木目の中でも明るいカラーで、
床の色と合わせて選んでいます。
空間全体に木の風合いが広がり、優しく温かい雰囲気になっていますね!
温かい雰囲気の中にブラックで絞めることで、
かっこよさを出すこともできます!
ただし、木目でも選ぶ色味によっては、
本物の木を使っている床と比べると浮いてしまうこともあるので、
一番注意が必要なカラーです。
気を付ければ、色を沢山入れながらまとまりを出すこともできますよ!
続いてブラック等の濃い色です。
写真はブラックのメタル調のカラーです!
床が濃い色ですので、キッチンにも濃い色を選び、
空間全体のまとまりを出しています!
落ち着きのある、大人な空間になっていますね。
最後に白!
実は今回ご紹介する中で一番おすすめのカラーです!
つくりたい雰囲気によって必ずしも一番ではないですが、
空間をまとめたり、引き立てたりしてくれる、
万能な色なんです。
白の例は2つお見せします。
まずはキッチンの前に壁があるパターンです。
この間取りは、キッチンの前に木で造作した収納があります。
そのため、キッチン自体は白にし、前面の収納やキッチンの床と喧嘩しないように気を付けています。
写真で想像してみると、このキッチンが仮に木目だとすると、
圧迫感が出たり色がたくさん出てきてごちゃついてしまいます。
白にすることで、全体の色をまとめてすっきり違和感がないようにしています!
続いてフラット対面のパターンです。
このお家は、全体の雰囲気として北欧っぽくしたいということもあり、
キッチンは白を選んでいます。
キッチンを白にすることで、こだわりのヘペンダント照明や家具に目が行くようにしています!
主役になりがちなキッチンですが、うまく周りを惹き立ててくれていますね!
お部屋が広く見える事も白いキッチンのおすすめポイントです。
今回は3パターンのキッチンの色についてご紹介しました。
つくりたい雰囲気や、周りの状況によっても
そのお家におすすめの色というのは変わってきます。
お手伝いさせていただきますので、
わたしたちにご相談いただけますとうれしいです!