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2022.09.06 家づくりノウハウ

50年後も心地よく暮らすための断熱性能

こんにちは、エーシンホームです。

福井県は、夏暑く冬寒い厳しい気候の地域。
しっかりとした断熱性能を備えることで、夏は爽やかで涼しく、冬に家全体が暖かい快適な住まいを造ることができます。

それなら「断熱性能の数値が良ければいい家なんでしょ?」と思われるかもしれません。
もちろん間違いではありませんが、数値が0.1違ったからといって、その違いを体感できる人はいないと思います。

それに、住宅会社が提示する断熱性能の数値は、建物完成時の最も良い数値です。
しかし、家は30年、40年と住み続ける中で、どうしても経年劣化は避けられません。
それは、断熱材も同じことです。
それなら、新築時の断熱性能の数値に踊らされるよりも、「50年住んでも温かい家」のほうがよいのではないでしょうか。

このような考えから、エーシンホームでは、30年、40年、50年住んでも心地よく温かい家づくりをするために、断熱材の選び方や施工方法にもこだわっています。

◆モノコック工法の家「Moc(モック)」
高耐震性能で大空間を叶える「Moc」では、断熱性能が優れている上に、劣化もしにくい断熱材「フェノールフォーム」を使っています。
ただ、フェノールフォームは、斜めやカーブには適していない板状の断熱材のため、天井には可変性の高い水発泡断熱材を用いています。
場所によって断熱材を使い分けることで、吹き抜けや勾配天井などの、自由度の高い設計も実現。
モノコック工法の高い耐震性能+断熱性能があるからこそ、中庭とつながる大開口や開放感のある大空間をお造りすることができるのです。

◆木造軸組工法の家「Zic(ジック)」
「Zic」では、木造軸組工法と相性の良い、密着性の高い水発泡断熱材を使用しています。
できるだけ厚く施工することで、劣化したとしても30年後もちゃんと温かい断熱性を確保します。
床は、極厚断熱材「パイナルフォームネオ」
最近は薄く高性能な断熱材が主流ですが、木材との接点や覆う部分が少ないとそこから熱を逃がしてしまい、断熱性能の低下を招きます。
そうならないよう、あえて極厚の断熱材を採用し、劣化してもより長く高い断熱性能を保っています。

断熱材の使い分けや選び方、施工方法を工夫することで、50年後も温かい家を。
そして、自由度の高い空間づくり、家族がつながりを感じながら心地よく過ごせるリビングファーストな家づくり、開放感のある大空間の住まいも実現できます。

今も50年後も、ずっと好きな家で、安心して心地よく暮らす。
そんな家づくりを、エーシンホームはご提案しています。