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2022.11.08 家づくりノウハウ

10月より「建築物省エネ法」が改正!これからの家づくりはどう変わる?

こんにちは、エーシンホームです。

2022年10月より、新しい「建築物省エネ法」の施行がスタートしました。
建築物省エネ法とは、建築物の省エネ基準を定めている法律なのですが、今回の改正を受けて、これから新築住宅を建てるにはZEH水準の高い住宅性能が求められることになります。

またこれに先駆けて、「断熱等性能等級」について定めている法律「住宅の品質確保の促進等に関する法律」が一部改正。
これまでの断熱等性能等級は、最高グレードが「等級4」(断熱等級を表すUA値が0.87以下)でしたが、
2022年4月に「等級5」(UA値0.6以下・ZEH基準相当)が施行。
この10月からは、さらなる上位等級として、
「等級6」(UA値0.46以下)
「等級7」(UA値0.26以下)
の運用が開始されました。

しかも、今回の法律改正によって、省エネ基準が一気に引き上げられ、2025年からは、すべての新築住宅に省エネ基準「断熱等級4」以上の性能が義務化されます。
これまで最高等級だった「等級4」が、2025年以降は“最低”等級に…。
つまり、最低でも「等級4」を満たさないと家が建てられないということになります。
また、住宅ローン金利や税制などの優遇を受けられる長期優良住宅の認定基準も、10月よりZEH基準(等級5)と同じ性能レベルが必須となりました。

この大きな法改正の背景には、2050年カーボンニュートラルの実現に向けた、世界的な動きが大きく影響しています。
実は、日本の住宅の省エネ性能は、先進国の中でも最低レベルと言われています。
ヨーロッパではすでに「断熱等級7」が標準であることを考えると、日本は世界レベルに遅れをとっており、政府は日本の住宅性能を世界スタンダードへの引き上げようと、急ピッチで進めているのです。

今まで以上に人々の高い関心を集めている、住宅の省エネ性能。
これからの家づくりは、ZEH基準以上が標準仕様となる日も近いかもしれません。

しかし、高い省エネ性能が義務化されたら、
「建築コストが高くなるのでは?」
と不安に感じる方もいるかもしれませんが、大丈夫です!
エーシンホームなら、すでに標準仕様でZEHレベルの住宅性能を備えた家づくりをしております。
疑問・質問などありましたら、お気軽にエーシンホームにご相談ください!

次回のブログでは、エーシンホームが考える、これからの家づくりや住宅の省エネ性能についてご紹介したいと思います。