明けましておめでとうございます。
設計課の卯年の深治です。
今回、
「家族のコミュニケーションが生まれやすい家づくりの工夫」
についてお話しさせて頂きたいと思います。
まず、1日に1回は家族が顔を合わせるということでは、「リビング階段」です。
昔の家では、暖気が上に上がらないように、廊下に階段という形が一般的でしたが、
住宅の断熱性能も上がり、リビング階段という形が可能になりました。
廊下配置型階段ですと、1日に一度も顔を合わさないということもありますが、
リビング階段ですと、必ず顔を合わすという所でコミュニケーションが生まれます。
「行ってきます。」、「行ってらっしゃい。」
「ただいま。」「おかえり。」
日々の挨拶は大事ですね。
あと、リビング階段に吹抜けを付けますと、2階の個室群、共有コーナーとも繋がり、
コミュニケーションが生みやすくなります。
二つ目に、「ファーストリビング」です。
リビングの居心地を良くすることは、家族が集まりやすいことになります。
ネット社会となり、SNS、動画サイト、ゲームなど、個人で楽しむものが多くなり、
昔のように一つのテレビを家族全員で同じ所で見るというのが窮屈になってきました。
別々のことをしていてもLDKの中に、居場所を幾つかつくり、同じ空間でも緩やかに繋がりながら、一緒にいるという安心感を得られるようにすることは、家族がリビングに集まりやすくする工夫の一つであります。
畳コーナー・スタディコーナー・ソファ・ダイニングテーブル・家事コーナー・
外部デッキ・庭・等々、色々と住む方のスタイル、好みに合わせてつくることをお勧めします。
最後三つ目に、「共有用途」のあるもの・場所をつくることです。
例えば、ウォークインクローゼットですが、よく寝室内につくられることが多いですが、
それを家族みんながアクセスでき使えるようにファミリークロークにしたり、
2階のホールに本棚を設置して家族の本を共有したり、
勉強する場所を個室ではなく、ホールなどの共有スペースにスタディコーナーとして設け、
家族みんなそこで勉強するなど、個人から共有に変えることで確実にコミュニケーションは生まれると思います。
コミュニケーションは、質より量が大事だと言われていますので、そのような場所・動線をつくることで、家族の対話・ふれあいが増え、家族の絆も深まるのではないでしょうか。
ただ、プライバシーも大事ですので、そことのバランスも大事ですね。
エーシンホームでは、お客様それぞれ、その方にあったライフスタイル・ライフストーリーに合わせた家づくりをしております。
その辺を今月から続くお客様邸見学会で感じ取って頂けたらと思います。
みなさまの好きを叶えるため、スタッフ共々お待ちしておりますので、気軽にお越しください!