[家づくりノウハウ]
夜を彩るクリスマスイルミネーション
2024.12.21
こんにちは、エーシンホームです。
冬の寒さが本格化するこの時期。家の中をいかに快適に、いかに効率よく暖めるかは、多くの方の関心事です。
エアコンだけでは物足りず、ストーブやファンヒーターを併用している家庭もまだまだ多いようですが、現代の住宅は断熱性が高い分、広いLDKもエアコン1台で十分に快適温度を保てます。
そればかりか、しっかり気密がとれた家なら、暖めた空気が外へ逃げることもないため、寝る前にエアコンを切っても、朝までほのかな暖かさが持続します。朝起きて、まずストーブをつけて、部屋全体が暖まるまでストーブの前に座り込むという、無為な過ごし方をすることもなくなりそうですね。
ですから、基本的にはエアコンだけでOK。足元の冷えが気になる方や、リビングやキッチンにタイル床を採用された場合には、床暖房を検討してもいいですね。
(もうひとつの選択肢、タイル床を考える)
エアコンを効率的に使うには、小まめな電源のオンオフは避けましょう。短時間の外出なら、むしろつけっぱなしの方が省エネにつながります。エアコンの連続使用で室内が乾燥しがちなときは、洗濯物干し場を開放しておくだけで、自然な加湿効果が期待できますよ。
最近では、家の中の空調を一括管理する全館空調システムを導入する家も増えています。家中どこにいても同じ温度、どこにいても暖かいという点は非常に魅力的ですが、全館空調は各部屋での細かな温度調整が難しいという点が課題となります。
家族であっても1人ひとり体感温度が違うので、「寒いから温度を上げたい」「暑いからもっと下げたい」という具合に、テレビのチャンネル争いならぬ、設定温度の取り合いになってしまうかも。
冬の暖房器具は、消費電力はもちろん大事ですが、それだけでなく家全体の性能や生活スタイルなども考慮して選択することをおすすめいたします。