[家づくりノウハウ]
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2024.11.21
こんにちは、エーシンホームです。
9月といえば、日本でもっとも台風の上陸が多いとされる月。7月から始まる台風シーズンのピークです。
荒れ狂う空を眺めていると、さすがに「うちは大丈夫?」と不安になりますよね。とくに築年数の古い家に住んでいると、ガラスが割れないか、瓦が飛ばないか、雨漏りするんじゃないかと、もう居ても立っても居られません。
できることなら住まいは台風に強く、耐候性の高い建物であってほしいですよね。
その際、「風で飛びにくい建材」を選ぶことも大切ですが、実は家の形状自体も強風に対して大きな役割を持っています。
風の力を巧みにいなす。そんな形状を選ぶことが、台風対策としてのひとつの手段になるというわけですね。
たとえば、平屋。
2階建てと比較すると、平屋は高さが低く重心が安定しているため、風の抵抗を受けにくいという特徴があります。強風にさらされても、建物全体でしっかりと踏ん張ってくれる。だから、揺れにくい。
さらに、屋根形状もポイントです。屋根の傾斜は風をうまく受け流し、強風による影響を受けにくくします。そのため、台風の多い地域では古くから四方に傾斜がついた寄棟屋根が好まれてきたといいます。
ただし、福井県は太平洋岸の地域に比べると台風が少ないので、そこまで屋根の形状にこだわる必要はないでしょう。
台風対策も大事ですが、建物の形状はやっぱり好きなデザインを選んでいただきたいですね。
構造に関しては、木造軸組工法とモノコック工法のいずれかを選択できるようにするなど、強度面に関してもお客さまの不安を解消するために最大限の取り組みを行っています。
この2つの工法に関しては、別の機会に改めて説明させていただきますが、大切なのは地域の気候特性や敷地条件、さらには家族のライフスタイルまでを総合的に考えた提案を行うことだと考えています。
皆さんもこれを機に、ご家族で住まいの安全性や耐候性について考えてみてはいかがでしょうか?
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