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2024.08.07 家づくりノウハウ

夏の洗濯物、外干しの注意点とランドリー設計のヒント

こんにちは、エーシンホームです。

夏の日差しは、濡れた洗濯物を一気に乾かしてくれる強い味方。
ただし、その強力な紫外線は、実は洗濯物の大敵。繊維を固くしたり、色褪せを引き起こしたりと、生地を傷める原因にもなってしまいます。

2024年7月23日 14:06:10

お気に入りの洋服を紫外線で劣化させないためには、できるだけ直射日光を避けて、軒下などの日陰に干しましょう。
軒のない家など、どうしても日向に干さなければならない場合は、洗濯物をサッと干して、乾いたらすぐに取り込むようにしてください。長時間、強い日差しに晒されるほど、生地のダメージが蓄積されてしまいます。
その点、風通しのよいシェードガーデンなどは夏の洗濯物干しに最適かも?
(『北庭の可能性を最大限に引き出すシェードガーデン』参照)

また、外干しの際には洗濯物を裏返しておくのも効果的です。とくに色物の衣類は、裏返しにすることで生地を守るだけでなく、色褪せも防ぐことができます。Tシャツやブラウスなどのデリケートな素材のものは、ハンガーではなく平干しにすれば型崩れを防ぐことができますよ。

今は室内に洗濯物干し場(サンルーム)のある家がほとんどですが、「雨の日や冬以外は、外に洗濯物を干したい」という方もまだまだ多いので、洗濯にかかる労力を少しでも小さくするには、家の設計にも配慮が必要です。

最近では勝手口を設けない家も増えていますが、外干しするならやっぱり洗濯機の近くに勝手口がほしいですよね。それがあるだけで、洗濯物の出し入れがとてもスムーズになります。

室内に物干し場を設けるのであれば、風通しにも配慮を。雨の日でもちょっと窓を開けて自然の風を取り込むことで、湿気が飛んで洗濯物が乾きやすくなります。干した洗濯物がぎゅうぎゅう詰めにならない広さも確保したいところ。

夏の洗濯物は正しい外干しの方法を知り、環境を整えることで、今よりもっとラクにきれいに仕上がります。
洗濯の時間が「楽しくなる」とはいわないまでも、せめて憂鬱ではなくなるよう。まずは、住空間の工夫から始めてみてくださいね。