[家づくりノウハウ]
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2024.10.16
こんにちは、エーシンホームです。
庭といえば、日当たりのよい南側にリビングの延長として設けるもの。
それが一般的な考え方ですが、敷地に余裕があるのであれば、ぜひ北側の庭というのも検討してみてください。
北庭は日陰が多いこともあって敬遠されがちですが、その特性を活かせば、夏の暑さを和らげる涼やかなシェードガーデンを楽しむことができます。
ただし、北庭を心地よい空間にするには、いくつかの条件があります。
ひとつは、ある程度の日当たりを確保すること。日中は日陰になったとしても、朝または夕方の2~3時間だけでも日差しの入る環境が理想的です。
そして、風通しのよさも大事な条件のひとつ。日陰になった地面は湿気が溜まりやすいやすいので、風を入れることでジメジメを解消し、サラッと気持ちよく過ごせる庭になります。
さらに、植栽選びも北庭づくりの重要なポイントです。
日陰や湿気に強い植物を選ぶことは基本として、日陰になる場所だからこそ、葉の色や質感にもこだわってみましょう。
シダ植物のようなフレッシュグリーンの葉。
大きな葉が特徴のギボウシは、色や模様のバリエーションが豊富。
梅雨から初夏にかけて北庭を鮮やかに彩ってくれるアジサイ。
シャガはもう少し早い時期、春の間に半日陰で白や紫の可憐な花を地面いっぱいに咲かせてくれますし、グランドカバーならヤブラシもいいですね。
そのほか、初夏から甘い香りの白い花を咲かせるクチナシや、夏の新緑と秋の紅葉が美しく、冬になると葉を落とすヤマボウシなど、日陰に強い植物も探してみるといろいろあるものです。
木漏れ日の中でくつろぐ贅沢。風に揺れる葉のきらめき。自然の美しさに包まれる安らぎ。
暑さの厳しい夏でも、シェードガーデンがあれば涼を感じながら庭時間を楽しむことができるのではないでしょうか。
日当たりのよさだけが庭の条件ではありません。そんなふうに北庭の可能性を探ってみることで、また違った庭の楽しみ方が見えてくるのではないでしょうか?