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2024.11.21
福井の夏。色とりどりの花火が夜空を彩り、にぎやかな祭りの音が街中に響き渡る季節です。
足羽川の河川敷で開催される『福井フェニックス花火』は、例年3万人を超える人々が見学に訪れます。今年の開催予定は8/23(金)で、約8000発の花火が打ち上げられます。
そして、北陸最大級の水中スターマインを誇る、坂井市の『三国花火』。
こちらは一足早く、8/11(日)に開催予定。例年の人出は、なんと20万人超。三国サンセットビーチで1時間にわたり、約1万5000発の花火が打ち上げられます。
『越前朝倉万灯夜』も、一度は見ておきたい夏のイベントのひとつですね。
伝統ある一乗谷朝倉氏遺跡で3,000個ものキャンドルに火が灯される、しっとりとしたライトアップイベントで、今年は8/24(土)、25(日)の2日間にかけて行われます。
こうした夏の行事に欠かせないのが、道行く人々の浴衣姿。
色とりどりの花火、色とりどりの浴衣。風情があっていいですよね。
ただし、現代人にとって浴衣は着るだけでも大仕事。身に着けたあとも、また一仕事。正しいお手入れと保管が必須です。
脱いだらすぐに、直射日光の当たらない、風通しのよい場所で陰干しを。汗をかいたまま放っておくとシミになってしまうので、とにかく干して汗を飛ばしてあげましょう。物干し竿に袖を通して干すか、着物用ハンガーを使うと型が崩れません。
「今年はもう着ない」というのであれば、洗濯表示に従って自宅で洗うか、またはクリーニングへ。
今時は桐たんすを持っている人も少ないでしょうから、きちんとお手入れしたあとは、たとう紙に包んでクローゼットや押し入れの中段など湿気の少ない場所へ収納します。
中段のないクローゼットなら、中にスチールラックなどを置いて高い場所で保管します。プラスチックの収納ケースを使用する場合は、乾燥材や防虫剤を入れておくのを忘れずに。
こうしてきちんと手入れをしてあげることで、浴衣は長く美しく着ることができます。この辺は、きちんとメンテナンスをしてあげることで長持ちする住まいにも通じるものがありますね。
今年はぜひ、浴衣で夏の思い出をたくさんつくってみてください!