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2024.04.25

梅雨対策のカギは「窓」にあり!

みなさんこんにちは!!

エーシンホーム 設計課戸田です!

桜通りの桜も散ってしまいました・・・。皆さんは十分桜を楽しめましたか?

暖かな春の次にやってくるのは雨でジトジトな梅雨です

準備・心構えは早めにやっといて損はありません!

今日は梅雨の窓の結露対策に向けてできることについてお話していきます!

北陸の梅雨は6月中旬から7月末頃まで続きます!

早いときには6月上旬から始まります。あと一か月ほど先ですね

梅雨の語源は「梅の実が熟す頃に降る雨」という意味から呼ばれるようになった説もあるそうです

春から夏に季節が変わる初夏は暖かい空気と冷たい空気がぶつかり合い、雨雲が生まれやすくなります。

雨雲が気圧の影響で停滞するので、雨が降り続けます。そうなると湿度が高くなります

人間が過ごしやすい湿度は40~60%ほどですが、梅雨の湿度は78%ほどだそうです

気温が高いほど空気中に水分を多く蓄えられます。ですが、窓は外壁よりも熱が逃げやすく、窓まわりの気温が下がります。気温が下がると空気に蓄えられなくなった水分が窓に水滴となって発生したものが結露になります

窓が一番わかりやすいですが、押入や部屋の角なども結露しやすいので注意が必要です!

さて、窓が結露するとどうなるのか

 

・窓台を腐食させる

・窓まわりのクロスが剥がれる

・壁の内部に侵入すると、断熱材や内部の木材が腐る

 窓は壁を貫通しているので、水滴が侵入すると構造躯体がもろくなってしまいます

・カビ・ダニが発生する

 湿度が60%以下で発生を抑えられます・健康にも影響を及ぼすので、発生を抑えたい

・カーテン・レースが汚れる

 

などが起こります

いくら建物自体の耐久性を上げても、維持管理で劣化させては建物の寿命を下げてしまします。

結露は建物にも健康にも被害を及ぼします!

 

簡単にできる窓の結露対策として

・換気を行う、換気扇を回す

 窓を2ヶ所開け、風の通り道を作る・1回10分程度

・除湿を行う

 室内の湿度を抑えることで、結露の発生を防ぎます

・室温を上げすぎない

 室温が高いほど空気中の水分量が多くなります。

 気温が下がれば、水分量も少なくなるので、結露の発生も抑えられます

・結露防止シートをはる、結露防止スプレーをする

など湿度を調整して結露を防ぐことが大事になります!

また、結露防止テープは貼るなど発生してしまった水滴をふき取ることも有効ではあります

手間になるのと、カーテンなどが水滴を吸わないようにするなど気を付けなければなりません

 

他には窓自体を変える方法があります

・内窓を入れる

・断熱性能のいい窓に入れ替えるなど

これらはお金がかかります。リノベーションやリフォームをするのであれば有効です

 

新築する方は「窓の性能」でも変わります!

断熱性能が高い窓ほど、外気の冷たさを室内側に伝えにくく、結露もしにくくなります

壁・屋根の断熱性能と窓の断熱性能に開きがあると結露が発生しやすくなるので、全体の断熱性能をみながらの検討が必要になります

 

結露の対策は身近なことから・できることから梅雨・結露の対策をしていきましょう!

 

ジメジメ・ジトジトの梅雨になりますが、雨も楽しんでいきましょう!

雨上がりのキラキラした街も鮮やかなあじさいも梅雨ならではのものです!

あじさいが綺麗な場所あれば教えてください!

それではまた!